七峯の丘から

御神酒所も準備中 [令和4年9月25日]

手前宮一、奥並木
 台風一過。秋晴れの晴天に夏日近くまで気温が上がった佐倉です。ちょっと動くと額に汗が滲んできます。
 三連休納めの今日は、昨日までの空模様でお出掛けを控えていた方がいっせいに動いたようで、当社も時間帯によっては観光地並みの参詣者がありました。
 なので、宮司も御朱印下記に勤しませて頂きました。
 境内西側にある氏子町の宮小路町第一と並木町の神酒所倉で、来月の御例祭に曳き廻される御神酒所の整備と点検作業が行なわれております。
 佐倉では人形が乗った物を山車。そうで無いものを御神酒所と言って区別をしております。
 東京の方に「御神酒所を曳き廻すんですよ」と話すと、ビックリされますね。
 東京で言う御神酒所は町内の会所の事で、当然曳き廻す事は有りません。
 当社の御例祭祭事は大神輿の渡御がメインで、氏子町は大神輿をお迎えする際に、山車や御神酒所は必ず自町で待機してお迎えとなります。
 御休憩では大神輿の担ぎ棒を御神酒所の囃子台に掛けて、氏子町より御神酒の奉納をするので、曳き廻し屋台の事を御神酒所と呼んでいるのです。
 さて、宮一と並木ですが、虫干しと合せて電気配線の確認や大屋根の点検を中心に行なっていたようですね。
 そして大屋根からかすかに聞こえる佐倉囃子の音色。多分、スマートフォンから流しているのでしょうね。気分はもうお祭りそのものです。
 今夜は運行責任者会議が行なわれ、氏子町の祭礼委員長・運行責任者・先方が参集します。
 そこには大神輿奉昇員の鏑木と六崎の青年会も同席して、臨時祭となる大神輿式年祭の打ち合わせも行なわれます。
 この会議には宮司は出席しませんが、下打ち合わせは既に済ませているので、会議進行もスムーズに行くと思われます。

御例祭まで19日です。