七峯の丘から

師走恒例のお祓い [令和4年12月6日]


 12月に入り、急激に気温が下がっております。場所によっては雪の舞っているところもあるようで、その点で言えば佐倉のある千葉県はまだまだ暖かい方なんですがね。
 4年前の11月30日に宮司は貰い事故により、全身がむち打ち状態となりました。
 リハビリを行なった結果、かなり回復してお宮のご奉仕と私生活には支障が無くなりました。
 が、やはり数年経つとあちこちメンテナンスをしなければ成らなくなり、特に首回りと腰の状態が宜しくない。
 特にこの寒さにより、余計に調子が宜しう有りませんで、整骨院に通う傍らストレッチと軟膏を塗り込んでおります。
 その寒さに夜半からの雨で余計に冷えている中に、今日の外祭は酒々井町馬橋の氏子さん宅で廷内社のお祓い。
 廷内社とは敷地内にある小さなお社のことで、佐倉近郊だとお稲荷様としてお祀りされる場合が多いです。
 呼び方も廷内社の他に上記のお稲荷様とか、氏神様と呼ぶ事ともあります。
 今回は石宮でしたが、一般に木造のものもあり、中には御幣束を入れて神籬とし、神様をお招きします。
 新年を迎えるに当たり、毎年12月は廷内社や神棚のお祓いが増える傾向にあります。
 真新しいお宮に神様を迎えて、新年を言祝ぐ。日本人ならではの考えと気持ちですね。
 ここ数年、廷内社を廃祀する家庭も出てきました。お世話が大変とかの理由が多いのですが、毎日お参りに行くわけでも無いのにねぇ。
 そうそう、話は変わって、サッカーW杯カタール大会。今日の午前0時よりの日本対クロアチア戦を見ましたが、我が日本は残念ながらPK戦で負けてしまいました。
 今大会の目標としていたベスト8には届きませんでしたが、その実力が世界でも充分に通用する。
 そして最後まで諦めない姿勢に感動を覚えた方も多かったと思います。
 日本代表ユニフォームの胸には神武天皇を導かれた「八咫烏」。
 次回は是非にもベスト8にお導き下さいね。よろしくお願いいたします。