七峯の丘から

館山ダルク視察 [令和5年1月23日]

館山ダルクよりの説明

総勢32名

海鮮丼とアジフライ
 朝から小雨の佐倉です。午前4時に起きてしまい、暫く布団でコロコロしてからの朝拝。白いのが舞い散らなくて良かったです。
 今日は佐倉地区保護司会の佐倉市分会主催の視察研修会に参加の為、朝拝後は洗濯とゴミ出しをチャチャっと片付けて、朝餉をかき込んで待ち合わせ場所の佐倉市役所へ。
 保護司は地元の地区とその分会の保護司会に所属する事になっており、宮司は上記の様な所属でございます。
 また地区と分会とで定期的に開催される研修会に参加する事が義務付けられておりまして、現役世代の宮司にとってはそれが中々ネックなのです。
 今日の視察研修会も、昨年から分会の幹事さんに企画の段階からお声を掛けて頂いたおかげで、また留守番部隊の職員達の参加する事ができました。
 大型バスには佐倉市分会所属の保護司と佐倉市更生保護女性会から総勢32名が乗車。視察場所の館山ダルクを目指します。
 ダルクとはドラッグ・アディクション・リハビリテーション・センターの頭字をとってDARC。
 薬物依存症やアルコール依存症の方々の自立支援を目的として、全国に59団体95施設が開設されています。
 最初は1985年に本人も薬物依存症だった近藤恒夫氏が西日暮里に開設したのが始まりで、アルコール依存症回復施設MACで活動していた米国人神父ロイ・アッセンハイマー氏と出会ったのが切っ掛けとされています。
 千葉県内には3ヶ所のダルクがあり、館山ダルクには約120名が入所して、いくつかのグループホームに住みながら、ダルクにてミーティングと社会復帰に向けた軽作業を行っています。
 入所者の方々は月18万円の生活費が掛りますが、生活保護を受けている方が多く、その場合は生活保護で支給される約12万円をそれに充てます。
 不足分は各種補助金などを活用しているそうで、中々厳しい状況みたいです。
 午前6時過ぎに起床してアルコールの検査と病気の方は投薬を受け、清掃と朝食。
 その後に各施設に移動してミーティングとメディカル的なサポートを受けて昼食。
 午後からは曜日によって変わるプログラムと生活訓練(軽作業や就労訓練)があり、自助ミーティングをしてから買い物と入浴や洗濯。ここまでで18時くらいとなります。
 その後は22時の就寝時間まで自由時間となり、グループホーム内で過ごします。
 入所者は平日1000円、日曜日は1500円の手当を貰い、それで買い物をして朝夕の食事に充てるのです。
 因みに昼食は施設内の調理場でお弁当が作られ配布されるのですが、実際に拝見して画像には残せませんでしたが、結構ボリュームがあり美味しそうでした。
 全国にあるダルクは一元的に運営されているわけではなく、それぞれが独立の形とプログラムで運営されています。
 かなりキッチリと、と言うか厳格で相部屋の所もあれば、今回視察した館山ダルクの様に自主性を尊重し、なるべく個室で自由な時間を持たせる所もあります。
 一般的に考えると後者の方が良いと思われますが、依存症の方は思考する力が衰えている場合が多く、館山でも施設から逃げ出す入所者もいるそうです。
 現在の入所者は薬物よりもアルコール依存症の方が多く、流行病の蔓延により一人での飲酒や生活リズムのバランスが崩れたことに起因する人も。
 近年、依存症と言うのは病気と区分されています。病気と言う事は治療により回復が可能なのです。
 館山ダルクでは上記に様に様々なサポートを行なっていますが、依存症リハビリ施設として「チバマリア」も運営しております。
 詳細は下記HPをご覧頂くとして、このような施設運営をするに当っては、地元自治体は元より地域住民の理解が無ければ成り立ちません。
 グループホームに使用する不動産物件しかり、買い物に立ち寄る店舗しかり地域の方の理解が大切です。
 問題を起こす入所者もいるのも現実ですが、職員の方々と地域の連携が社会復帰の背中を押している、そう感じた視察研修会でした。
 そうそう、視察を終えてちょっと遅い昼餉は館山道入り口にある富浦町の道の駅で海鮮丼とアジフライを頂きました!
美味しかったな♪

特定非営利活動法人「館山ダルク」
https://tateyamadarc.com/