七峯の丘から

春なのに [令和5年3月28日]


 今日の午後、参議院で令和5年度の予算案が可決される見通しです。
 予算案が衆議院で可決され、参議院に回ってきてからの参院予算委員会では、立憲民主党が持ち出した「総務省の取扱注意」なる行政文書で、またしても無駄な時間が費やされました。
 放送法の解釈変更について、文書が作成された当時に総務相だった高市早苗現経済安全保障担当相が関与したかどうかという内容なのですが、誰が作ったかもハッキリしないような、総務省の公文書リストにも載っていないような「行政文書」で延々とくだらない質問をする事が国、ひいては国民の為になるかは一目瞭然。
 振り上げた拳の落としどころが見つからない哀れな姿が、国会中継に流れております。
 そもそも、取扱注意の文書を一野党議員が入手出来る体制の方が問題なのではと思いますし、手渡した総務省の役人を国会に引っ張り出せば事は済むのです。
 こんなんで、政権復帰を考えているんだから、国民もほとほと馬鹿にされたもの。
 自民党政権を終わらせたいなら、先ずは自分達から変わられたら如何でしょうか?党名を変える、政党ロンダリング無しでね・笑
 さて、今日も佐倉城址公園に向かう車で、佐倉市内の道路は混み合っております。
 当社の境内には染井吉野は有りませんが、昨日の七峯にも書いたように、神社向かいにある染井吉野が見頃を迎えており、神様もお喜びになっている事と思われます。
 当社で春というと、桜の渋滞と境内の落ち葉掃きと言うイメージなんです。
 春に落ち葉?と思われますが、境内の楠や椎など、新芽が出ると葉が入れ替わるタイプの木がそれにあたります。
 そのトップバッターが手水舎まえにある楠で、明治22年に後の大正天皇が立太子礼をされたのを記念して植樹されました。
 境内にある楠はこれ1本なのですが、これがまた枝が良く伸びておりまして、その葉の量の多いこと多いこと。
 その葉が全部入れ替わるので、毎朝の掃き掃除は本当に大変なんです。
 楠が終盤に差し掛かると、満を持して椎の葉が散れ始めます。
 椎は全部が入れ替わるのではなく、3分の1程。なんですが、本数が多いのと、枝の茂りが楠以上にありまして・・・
 掃除は大変では有りますが、これも季節を感じられる年中行事だと思えば、生きている今を有りがたく思います。
 因みに、巫女さん達は境内の掃き掃除をトレーニングの一環と見なしております・笑
 葉は散れても肥料とトレーニングの素に成りますが、つまらない国会審議はなんお役にも立たないというお話しでした。