七峯の丘から

茅の輪のお祓い [令和5年6月1日]

「夏の狩衣でお祓い」
 毎日スダ椎の葉と格闘している宮司でございます。今日も風に乗ってハラハラと舞い散るスダ椎の葉。朝からいい汗をかかせて頂きました。
 昨夕も、奉製し終えたばかりの人形(ひとがた)を、参道の茅の輪に掛けまして、周りを見ると落ち葉だらけ。
 あんなに掃除をしたのにと、エンジンブロアと竹箒を駆使して、40分掛けて境内を掃除。背中には滝のような汗が流れていたのです。
 まあ、適度に汗をかくのは良い事でして、年齢的に代謝が落ちてきているのを考えると、良い運動になっているのです。
 今日はお一日。水無月の月次祭を奉仕して、玉体の安寧と皇室の弥栄。国の隆昌と各位の健康を祈願致しました。
 また、攻勢が伝えられているウクライナでの戦闘が早期に収束出来ますようにとも。
 6月と12月の月次祭では、修祓の際に拝殿から外へ出て茅の輪の前に立ち、それをお祓いします。
 SNSを見ると、多くの神社が夏越しの大祓についてアップしており、茅の輪についても掲載して有りました。
 流行病蔓延の頃はその前に比べて、大祓の人形を受ける方が激増しました。
 特に夏越しの大祓は疫病退散の意味合いが強く、6月30日の大祓式ではその事を中心に若干ですが講話をしました。
 そこ事が皆さんの心の中に少しでも残っていてくれたらと思う宮司でございます。