「鉄紺色が素敵ですね」
「二番町の山車」
秋彼岸の中日。皇室では宮中三殿の皇霊殿にて秋季皇霊祭が、神殿で秋季神殿祭が齋行され、天皇陛下が拝礼をされます。 戦前までは皇室祭祀令によって大祭、そして祭日とされ、昭和22年に同令が廃止になった後も引き続き祭祀が執り行われております。 日本の祝日は基本的に皇室と縁のあるものとなっており、秋分の日と名称変更はされましたが、その意は変わっておりません。 さて、今日一番最初にご奉仕した御祈祷は、氏子町である二番町が祭礼組織「豊玉乃會」を発会。これに伴い、印半纏を新調したので、会運営の安全と印半纏の清祓いを致しました。 二番町は長らく御神酒所の曳き廻しを休止しておりましたが、一昨年に御神酒所から元の江戸型山車に復元。昨年の御例祭から曳き廻しを復活させました。 ただ、在住件数が少なく、自町だけでは山車の飾り付け、曳き廻しが困難な事から、お祭りの主旨に賛同してくれる方を募っております。 印半纏は背に「二ばん」の文字と、襟には山車人形である玉乃井龍神と会名が染め抜かれ、腰高に2本の線が入っております。 色は鉄紺色で、少し緑がかった藍色。これも玉乃井龍神に合せており、センスの良さが光りますね。 今年の御例祭は3日間全て曳き廻しを行ない、当社への社参は山車として約100年振りくらいになるでしょうか!? その時間ですが、宮司は大神輿について鏑木町を歩いておりますので、様子は留守を預かる山崎権禰宜に記録して貰いましょう!!
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