七峯の丘から

足取り遅くも紅葉に [令和5年11月20日]

「幣殿脇より南に向く」
 今朝の読売新聞によると、岸田内閣の支持率が24パーセントに下落したそうで、感じ的に麻生内閣の末期に似ているとか。
 要するに、景気浮上策にしてもその他の施策にしても、何をやろうと人心が離れて行っているという訳ですね。
 政務三役の辞任ドミノや、マスコミなどでもあれだけ「ダメダメ」やっているのを思うと、岸田さんも気の毒だなぁと思う宮司でございます。
 かと言って、その立場を変わろうとは微塵にも思いませんが。
 週明けの月曜日ですが、大安日なので神社では七五三詣や初宮詣の御祈祷が続きました。
 宮司は外回りで、地鎮祭を午前と午後に2件奉仕して、途中のお昼には社務所で事務仕事に勤しましました。
 2件目の地鎮祭は午後2時からで、徐々に風が強くなってきて、小一時間後に帰社した時には強風となりました。
 一昨日の風に比べると、まだおとなし目ですが、それでも風速のレーダーを見ると、6メートルほどの風が吹いていたので、祭典が順調に納められて良かったです。
 このような風が吹いておりましたが、気温的には平年より暖か。陽射しも良かったので、宮司宅の居間では暖房無しで24度くらいになっておりました。
 暖かさの影響、当社では御神木の公孫樹を始めとする木々の紅葉が、やはり遅く感じます。
 今年は銀杏の実が早く落ち始めましたが、成り年なので今も風に煽られて落ちてきており、公孫樹にはまだ緑の処も散見されます。
 あと10日もすると師走。12月に公孫樹の葉が残っていることも考えられ、過去を振り返ってみると、その様な記憶は無いんですよね。
 只それでも、紅葉は着実に進んで来ているのは判りますし、夕陽に照らされている木々を見ると、暦の上では冬ですが押し詰まった「秋」を感じます。
 国内では大雪が降っているところもあるとのこと。遅い、そして短い秋を今少し楽しむことに致しましょ。