七峯の丘から

小まめな水分補給を [令和6年4月25日]

「暑かったぁ」
 この数日で、厚生労働省から各市町村の出生率が、民間の有識者で作る人口戦略会議から消滅可能性自治体の発表がありました。
 千葉県の平均出生率は1,25で全国平均の1,33を下回っており、消滅可能性自治体は22市町に上りました。
 当地佐倉市の出生率は1,15で県平均よりも更に低い値となっており、近年みられる若年層の流出が暗い影を落としているのが判ります。
 消滅可能性自治体には入ってはいないものの、それは東京圏に近いからであって、行政も本腰を入れないととんでもないことになる可能性が大きいです。
 近年の初宮詣の傾向を見ていると、佐倉市内よりも隣接している印西市や八千代市の方の方が多い日があります。
 ほんと、深刻ですよ。歴史やプライドだけでは行政サービスは成り立たないんです。
 てな事を考えながら、今日は昼から境内掃除を行なった宮司です。
 実は、昨夕に千葉県神社庁印旛支部の令和6年度定例総会が成田の表参道のお店で開催され、その後の懇親会でいろんな方と盃を交わしまして、その名残が珍しく今朝に残っておりました。
 なので、午前中は静かに静かにしており、お日様が南中をしたあたりから活動開始。
 そろそろ仕舞いかと思っていた楠の落葉。案外粘り腰でして、昨夜の雨と相まって境内は一面、茶色い楠の葉が敷き詰められておりました。
 楠を下から見ると、茶色の葉なんて殆ど見えないのに、そよっと風が吹くとパラパラパラッと落ちてくる。どこに潜んでいたのかしら・・・
 今日の佐倉は25度越の夏日になりました。額の汗はその内に玉となり、したたり落ちます。
 またお酒を頂いた翌日は、身体が水分をより欲しますので、小まめな水分補給が欠かせないのです。
 昨日からだったでしょうか、今年の熱中症警戒アラートの運用が開始され、付け加えて「熱中症特別警戒アラート」なる項目が加わったそうです。
 この特別警戒アラートが発表された都道府県や自治体は、予め指定した「クーリングシェルター」なる公共や民間のエアコンが効いた場所を開放する事になるんだとか。
 そんな時代が来たのかと驚くと共に、新社務所もその様な対応を取る必要性を感じております。
 その前に、これから暑さにどのように対処するか、熱中症や脱水症状にならないように、先ずは自身を労りたく思います。
 皆さんも、小まめな水分補給を心掛けましょうね。少しでも喉の渇きを覚えたら、一口でもどうぞ。