七峯の丘から

新緑の境内みどりの日 [令和6年5月4日]

「祝祭日には国旗を掲げましょう」
 目に青葉、山ほととぎす初鰹。そんな詩が自然と脳裏に流れるような、良いお天気の佐倉です。
 昨夜、金沢より無事に帰倉しまして、JR佐倉駅近くの大衆食堂「幸龍」で草鞋脱ぎをして帰宅しました。
 やはり自宅のお布団が一番眠りやすいですね。今朝までぐっすりと眠れた宮司です。
 旅先から戻って、一番先に行なうのは神棚への帰宅報告。次に生き狛犬達のワシャワシャで、その次に洗濯機のセット。
 今朝は朝拝の後にお洗濯干しを行ない、境内掃除からの社務となりました。
 大型連休も後半となり、今日はみどりの日。国民の祝日です。
 境内掃除をしていると、落ち葉が楠から椎に変わったのが判りまして、楠が1本ですが椎は10本近い巨木が有るので、落ち葉の量もそれはまあ多いのです。
 しかしながら、楠は全部の葉が入れ替わるのに対して、椎は3分の1ほどが入れ替わるので、まあ良しと致しましょう。
 境内の木々も椎と銀杏が新緑の真っ只中で、楠は少し色目が濃くなって来ましたね。
 このような下で掃除をするのも気分が良いもの。時折、深呼吸をしつつ、周りを見渡すのも健康に奉仕が出来る秘訣なのでしょう。
 5月4日がみどりの日として祝日になったのは平成17年(2005)の祝日法改正で、施行は平成19年からとなっております。
 それまでは祝日法第3条第3項に定められた「国民の休日」で、祝日と祝日に挟まれた日をお休みにするというものでした。
 「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心を育む」日。その主旨をどれくらいの方が知っているか判りませんが、緑豊かな祖国日本を思う日としても良いんじゃないかと考える宮司です。