七峯の丘から

五月病にご注意を [令和6年5月7日]

「今日の境内。新緑を雨粒が耀かせています」
 遂にというか、連休中はどうにか保っていたお空模様が、予報通りの雨となった佐倉です。
 昨日までの連休期間中は、職員総出でご参拝の皆さんをお出迎えしておりましたが、今日の午前中は宮司のワンオペ。
 雨音を聞きながら、さてゆっくりと事務仕事でもしようかと思っていたら、意外な感じでお参りの方が続き、気付けば小一時間ほど社頭対応をしておりました。
 連休が仕舞い、今日から通常の生活に戻った方が殆どでしょう。会社、学校に行くのが嫌だなぁと、今朝のお布団で気持ちのだだをこねた方も多いのでは。
 この春からの新入社員や新入生に、この傾向が良く見られるといわれます。
 これがすすむと、倦怠感や疲労感、食欲不振や睡眠障害の症状が見られるようになり、これを称して「五月病」言います。
 五月病とは正式な病名ではありませんが、この時期は気候の変化が大きく、特に今年は寒暖の差がとても広いですよね。
 新社会人度に限らずとも、知らず知らずの間に、心や身体にストレスが溜まってしまい、それが原因で症状が現れてくることも珍しくありません。
 宮司も今進めている新社務所建設関連で、色んな事を抱えておりまして、時折境内でボーッとしているのは、ストレス発散の最中かもしれません・笑
 五月病は一過性ですが、症状が進んでしまうと鬱病などの心の病に繋がりかねません。
 普段にはない焦りや不安が強くなった来たら専門医。心療内科や精神科での受診をお勧めします。
 受診することは、何も恥ずかしいことではありません。これからも健やかに生活できるよう、足を運んでみるのも自分への労り。ご褒美だと思って下さい。