七峯の丘から

御朱印案内板を眺めつつ [令和6年5月15日]

「画像まがってますが」
 月中の15日は神様の日として、普段より多くのお参りが有ります。
 また今日は大安日。そして一粒万倍日が重なっておりまして、中々に目出度い日なんです。
 一粒万倍とは一粒が万と増えるとの意味で、何かを始めたりするには良い日とされます。
 一昔前までは知る人ぞ知る「一粒万倍日」でしたが、SNSが広まるにつれて一般の方にも知られるようになりましたね。
 宝くじ売り場でも「本日大安」に加えて、「一粒万倍日」の看板も着けるようになりましたからよりそうなのかな。
 その御目出度い日に午前中は歯科医院の地鎮祭を奉仕した宮司。今のところ虫歯はありませんが、そろそろメンテナンスに行かなきゃと気付かせて頂きました。
 帰社しまして、御奉納の品を御殿へ上げに行き、帰りに御殿前に設置している御朱印の案内板を暫し眺めておりました。
 昨年末に新調した案内板。それまでのものは選挙ポスターの掲示板を2枚流用した仮設でした。
 今のものはホワイトボードで出来ており、マグネットは勿論ですが禰宜画伯の手描きも想定して作りました。
 今掲示しているも2枚が能登半島地震に係わる復興支援のもので、お正月からの北陸復興支援かけ橋御朱印と同朱印帳のご案内です。
 復興支援かけ橋御朱印は第一弾が残り僅かとなって来ており、禰宜画伯が次の構想を練っております。
 やはりというか、月日が過ぎるにつれて頒布の数も減ってきております。
 地震の発災から今日で4ヶ月半。人によっては去年に起こったという感覚の方もいらっしゃると思います。
 報道も少なくなっている事を思うと致し方ないのかとも思いますが、それでじゃあいけない。
 あの日から時間が止っている場所が、手つかずの場所がまだまだ沢山有ります。
 今週末18,19日の「薫風のむすびマルシェ」も、復興支援の要素も加味しての開催です。
 情けは人のためならずとも言います。震災は他人事ではありません。いつかへの備え。それは人情という目に見えないものだと思う宮司です。
 薫風のむすびマルシェ、能登半島は珠洲市の物産も販売します。皆さんのご来社をお待ちしております。